■ほだれ祭(2006年3月12日)
普通の紹介はいろんなところでされている気がするので、子供会(もうそういう歳じゃないんだけど)の視点から見た感じで。
9時くらいに下来伝に行きます。この時間はまだ客は全く来ていません。
センターに着いて、地元の方々にあいさつ。それから、まずは役員の方々への差し入れのおにぎりなどを作ります。本来は地元のお母さん方がすることなのですが、よく子供(主に女子)も手伝わされます。
10時頃、センターから出発し、ほら貝の音と共に集落内を長い数珠を持ちながら歩き回ります。じゅずくりと言います。
数珠の先端にはフサフサの毛(これなんて言うのかわからないです;)があり、これで頭を撫でられると無病息災、家族円満、その他諸々の効果があるらしいです。
この頃も、客はほとんど来ていません。ここまでだと本当に地元の小さな伝統行事みたいに見えます。
数珠だけだとこんな感じ。
11時、花火の音と共に本格的な祭りが始まります。この頃になって、客が多くなってきます。
まず、数珠を御神体に奉納します。この途中で子供達は抜け出し、太鼓の所へ向かうのですが…私は今回タイミングを誤って御神体の所まで行ってしまいました(汗)
それから、しめ縄を御神木に巻く作業をします。ここからほだれ太鼓も始まります。
こういうとこで叩いてます。
作業が終わった後、今年の初嫁の紹介や参拝、一般参拝が行われますが、その間は子供達にとっては昼休みみたいな物です。裏口から出店に行き、うどんを食べて昼食(昔、人数が多かった頃はうどんのタダ券が配られた)。それからしばらくは自由行動です。
例の裏口から御神体のある方を見た写真。全く御神体が見えません。
裏口と言うよりは裏道…かな。
で、去年はなくてがっかりしたのですが…
あったー!!
って、
一回300円!?
ちょっと待ってよ、昔200円だったでしょ!?(何)
でも、早速やりました。外れました。…来年もやってやるー!!(ぉぃ)
そして、御神体を御輿の上に乗せ、初嫁さんをその上に乗せてワッショイワッショイやるこの祭り一番のシーンがこれからあるわけなのですが…その間、とにかくほだれ太鼓です。叩きます。叩きまくります。あっちがどうなっているのか見ている暇なんかほとんどありません。とにかく叩きます。でも、テンションが高くなるのは変わらないかな。
最後に、個人的に一番楽しい富くじばらまきが始まります。初嫁さん達が上からくじやらお菓子やらを投げて、それを取るのですが、とにかく人が狭いとこに大量に来てもみくちゃにされます。でも楽しいのです。今年私がゲットしたのは、くじ二枚(52番と269番)、えびせん一袋、プリッツ一箱。
くじには5桁の番号があり、初嫁さんが当たりくじを引いていくのですが…。
『52番!』
え?
『はい、52番の方〜』
……。
保育園の頃からやってきて、生まれて初めて当たりました。
いや、さすがに大賞じゃないけど。木彫りのほだれ様でもないけど(つーかあれはむしろ欲しくない。地元の人も「一番売れてない土産」と言っていたし(苦笑)。
…なんか自分がすごい。
祭りが終わった後も、センターで反省会みたいな物をします(引っ越してからは全く参加してないけど)。こうして地元の子供から見た視点でのほだれ祭は終わります。
…なるほど。子供会のやってる内容って、御神体には全く触れてない。私が御神体がなんなのかを知るのが随分後になるわけだなぁ。
とにかく、今回も楽しかったです。
おまけ。
祭りの裏舞台。ここでアナウンスなどを行っています。昔のポスターがいっぱい。
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